3月28日(土)開催 「AnimeJapan2026」NBCユニバーサルブース
「おっさん剣聖II」スペシャルステージイベントレポート到着!

第一期が2025年4月から6月にわたって放送された『片田舎のおっさん、剣聖になる』では、片田舎の道場で剣術師範を務めていたベリルのもとに、かつての教え子で王国騎士団長となったアリューシアが現れ、騎士団の特別指南役に指名され上京。あらゆる戦いや任務を経て、ついには国王にまで剣聖と称される…という、ベリルが片田舎の師範から剣聖と呼ばれるまでの姿が描かれた。

老若男女、幅広い世代のファンが駆けつけたこの日のステージ。キャスト陣は後方のファンにも、大きく手を振って挨拶。温かな拍手を浴びた。

2026年7月から放送開始予定の第二期のアフレコは、すでに終了しているという。第一期の宣伝にも力が入っていたと振り返ったベリル役の平田は、「第一期の宣伝イベントではレッドカーペットを歩いたという話をしていたら、石川界人が羨ましそうにしていた」とレベリオ騎士団副団長であるヘンブリッツ・ドラウト役の石川の反応を暴露し、会場も大笑い。ベリルの弟子の一人で、鋼の意思と乙女心を併せ持つ騎士団長・アリューシア役の東山は「『おっさん剣聖』で充実していた1年だった」、同じく弟子の一人で、王国魔法師団のエースと目されている魔術師・フィッセル役の矢野も「第一期を経た後の第二期のアフレコだったので、和気藹々とした空気感でやらせていただいた」と現場に愛着を寄せるなど、楽しい雰囲気でイベントがスタートした。

背後のスクリーンにベリルの姿が映し出されると、東山は「今のスライド、もう一度見せてもらっていいですか…!?」と大興奮。師匠であるベリルがカッコよすぎると声を弾ませ、「稽古着のベリル先生も、護衛任務の正装姿の先生もカッコいい。本当に、いつでも先生はカッコいい。まっすぐで謙虚で、ステキだなぁとうっとりする」と愛情爆発。「平田さんがベリル先生に見えてしまうこともあるので、アリューシアを演じやすい。平田さんも謙虚で、いつでも弟子たちを愛情深く見てくれている」と平田への尊敬をにじませながら演じていると話し、矢野も「私も、正装姿のベリル先生が好き」と目尻を下げた。
平田は「この年齢になって主役をいただくのは、ありがたいこと」と話しつつも、「ベリルはボヤキが多すぎる」と吐露して会場の笑いを誘った。膨大なセリフ量となるため、アフレコでは放送時の尺内に入るように格闘している様子。「第一期の1、2、3話は、すごいセリフ量だった。第二期では、第一期のどの話も上回るようなセリフ量の回があった。もしかしたらその回だけ、放送時間が31分になっているかも」と語ると、ファンからは大歓迎だという意志を表すように拍手と笑い声が上がった。

この日は、ファン待望のPV第二弾も解禁となった。ベリルが魔術師学院で指導をする姿、アリューシアとスレナ・リサンデラの弟子同士のバチバチ感、さらに最大の危機に立ち向かおうとするベリルの勇姿が見え、東山と矢野、そして会場も拍手をしながら「わー!カッコいい!」と惚れ惚れしていた。
平田は「アリューシアとスレナって、ずっとケンカをしているの?」と弟子同士のバチバチ感を目にした感想を口にし、東山は「第一期で早口のケンカがすごくよかったからと、スタッフさんが味をしめてしまって。第二期では絶望するくらいの、早口でのセリフでした」と早口でのケンカシーンにトライしたと語った。第二期の舞台は魔術師学院となることから、学院の講師となったフィッセルは、ベリルと過ごす時間が増えることが予想される。矢野は「第二期でようやく、先生と共闘できた。本当にうれしい。」と喜びを滲ませていた。

第二期のアフレコ現場は、より結束力も高まっており、平田は「第一期のアフレコは午前中だったんですが、第二期は午後帯になったんです。東山が酒好きだというので…弟子たちと、2、3回飲み会をやりました」とアフレコ終わりの裏話を披露。忘年会や大人数での飲み会も実現したそうで、アフレコ以外の時間も共にしながら絆を育んでいると明かした。
また、弟子たちから募集した質問に答えるコーナーも実施。ベリル役の平田に「今まで聞けなかったことを聞いてみよう!」というコーナーで、東山からは「今期のアフレコで、平田さんが『アリューシアはかわいいねぇ』と言ってくださって、私の中のアリューシアが大歓喜しました。平田さん目線でのアリューシアのかわいさをぜひ伺いたいです」と質問が投げかけられた。「言ったかなあ…」と思案した平田が「アリューシアは、第一期からずっとかわいいじゃん。」とコメントすると、東山は胸を射抜かれたように大照れ。平田が「アリューシアは心の声がダダ漏れのところ、お酒に頼るところもかわいい。今さら、何で言ったんだろう。第一期からずっと、かわいい」と続けると、「わー!」と東山の中にいるアリューシアがさらに大歓喜していた。
続いて「コミュニケーションを取ることが苦手」という矢野からは、「空気を作るために意識していることなどはありますか?」との問いが。矢野が「平田さんはいつも現場を和やかにしてくれる」と感謝すると、照れくさそうな表情を浮かべた平田は「座長なんだから、座長っぽくしないといけないな。どういうふうにいればいいんだろうと考えて。僕がパッと思いつく座長って、頼り甲斐があったり、かわいらしかったり、守ってあげたいとか、そういった魅力があるんだなと思った。一応、そうなるように努力をしています」と座長の心得を公開。本作は若い女性キャストが多いことから当初は大丈夫かなと思うこともあったというが、「ラジオをやったりする中でみんなと仲良くなって、少しずつ話せるようになってきました」と打ち明けていた。
弟子に慕われるベリルの魅力を体現している平田だが、さらにスレナ役の上田瞳、クルニ・クルーシエル役の広瀬ゆうき、ミュイ・フレイア役の仲田ありさから届いた質問にも次々と答えるなど、ステージでも弟子を演じるキャスト陣からの働きかけにしっかりと応答。

上田からは「現場などで先輩とご一緒するときに、お話したいのにどうすればいいかわからない。どのようにお話しするのがいいのでしょうか…?」と切実な悩みが舞い込み、平田は「私は、褒められると伸びる老人」とニッコリ。周囲が笑いに包まれる中、平田は「遠慮なく、話しかけてくれればいい。弟子たちのような若い子に話しかけられて嫌がるおっさん、先輩はいない。芝居の質問をきっかけに話してくれると、会話に入りやすいかもしれない」といつでもウエルカムだと応じた。広瀬からの質問は、「キャラクターの中から、弟子にするなら?」というもの。平田は「作品上の弟子は、みんな弟子にしたい。ミュイも入れたい」とみんなが推しだと伝え、仲田からの「ベリルは集中するときに『ふぅー』と息を吐くルーティンがありますが、平田さんにとってルーティンのようなものはありますか?」という問いかけには、「ないなぁ」と頭をかきながら、休憩時間の一服が心休まる時間だと語った。

第二期の放送を控え、大いに盛り上がりを見せたスペシャルステージ。最後には、矢野が「第二期では、フィッセルが活躍します。先生と共闘している姿も、ぜひ楽しみにしてください。」とメッセージ。東山は、「第二期として帰ってこられて、うれしいです。座組の雰囲気やチームワークもより増しています」と笑顔を見せつつ、第二期では前シーズン以上にアフレコに時間がかかっていると秘話を紹介。「物語自体も複雑になってきたり、キャラクターを深掘りするという意味でも、今まで見たことのない一面やもっと迫力を出すためにどうするべきかスタッフさんと濃いやり取りをしました。また深みを増して面白くなった、『片田舎のおっさん、剣聖になるII』。よろしくお願いします!」と熱く呼びかけた。

第一期が「思っていた以上に反響をいただけた」とお礼を述べた平田は、「それが声優陣のエネルギーや、いいプレッシャーになっている。スタッフの方も、そういったものをたくさんもらっていると思う。スタッフの方からも、エネルギーを感じている。」と殺陣やアクションシーンも、より力強いものになっているとしみじみ。「第一期のベリルはぼやいてばかりで、弟子の恋心に気づかないおっさんだった。第二期では、女性関係で深く悩むところもある。台本をもらった時に『ああ…コイツも結構、悩んでいるんだな』と思いました。男性の方には、共感や同情を寄せていただける部分もあると思います」と恋模様にも注目だと話しながら、「明らかにパワーアップを感じています。ぜひ楽しみにしていただければ」と期待を込め、イベントを締めくくった。

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